【アンティーク】江戸時代のビーズ2種

以前、「日本のアクセサリー文化はかなり特殊」というブログで、戦後のビーズをいくつか紹介させていただきました。今回紹介させていただくのは、戦後よりもずっと昔……江戸時代のものになります。

 

こちらはオリーブグリーンで小粒のもの。黒檀でできた小鳥のかんざしに、木の実のようにつけてみました。透明ガラスの澄んだ姿が美しいです。

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続きまして、気持ちの良いスカイブルーに黒のラインの逸品。シンプルですが、すっきりとした潔さを感じます。こちらもかんざしに仕立ててみました。

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江戸時代のビーズは鉛の含有量が多く、重めなのが特徴です。このビーズも、ほぼ同じ大きさのヴェネツィア製のビーズに比べてずしりときます。

 

他国に比べ、アクセサリー文化があまり発展しなかった日本ですが、それでも美的センスは劣りません。たとえば、日本人は小さな世界を表現するのがうまいんです。以前、透明ガラスを金魚鉢のように見立てたビーズを見たことがあるのですが、その美しさといったらもう……! 表面に赤い金魚や緑の藻が描かれ、金粉がちらちら散っているんです。小指の先くらいの大きさしかないのに、丁寧に作ってあって驚きました。(そういえば、東京は浅草にある、江戸時代から続くおもちゃの店も豆粒ほどの玩具が売りですね) 

 

小さく置き場に困らないため、集めようと思えばいくらでもコレクションできてしまうアンティーク・ビーズ。私の場合、お財布と要相談なため、なんとかストップがかけられている状態なのですが……どんどん沼に嵌りそうで怖いです。