民俗女子の自由帳

~この世は不思議が多すぎる~

【秘密のコレクション】国民服乙号をほんの少しだけリメイクしてみた

親戚の倉庫を片づけたおり、国民服の乙号が出てきたのでもらい受け、ちょっぴりリメイクしてみました。

ちなみに国民服とはなんぞや? という質問についてWikipedia経由でお答えすると、「戦時の物資統制令下における国民の衣生活の合理化・簡素化を目的として1940年春に創定され、その後昭和15年に法制化された服」で、「着用の強制はなかったものの、太平洋戦争後半あたりから広まった」ものだそうです。

軍服っぽいですが男性の日常着で、学生服としても利用されたとか。

以下の写真の右が乙号ですね。

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聞けば、戦後に外地から戻ってきた親戚が、横須賀に上陸したとき手に入れたのがこれだとか。

帰還兵ひとりひとりに配っていたのでもらったら、サイズが小さすぎてお蔵入り。

仕方なくそのまま放置していたら、戦後うん十年もたっていた……という、まさに浦島太郎状態な国民服です。

ちなみに私(身長は日本人女性の平均くらい)が着ても小さかったので、当時の日本人としてはそこそこ上背のあった親戚からすると着られたものではなかったんでしょうね。

「こんな古っくさいもの恥ずかしいわ、捨てるべ捨てるべ」という周囲の意見に反抗し、さっそく家に持ち帰って洗濯。ついでに襟と袖に手持ちのレースを縫い付けてみました。

そしてできあがったのがこちら。

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「ま~たそんなことして……」と笑われましたが、 春秋用のジャケットとして活躍中です。(だって捨てるのもったいない……!)

生地はごわついてるし、縫い目を間違えてもう一度縫い直した跡もあるし、やっぱりちょっときついし……正直着心地はよくないですが、ちゃんと防寒具として機能しているありがたい国民服です。