【アンティーク】100年前のドイツのビー玉、ジャーマンマーブル

 1880年代から1920年代にかけて、ドイツはチューリンゲンの森の近く、ラウシャという村で作られていたビー玉です。いろいろな模様がありますが、「内に白く細い線」、「外にカラフルな太い線」の二重模様はよく見るパターンのひとつです。 コレクターの間では、swirl(渦巻き)と呼ばれているとか。

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 試しに指で摘まんでみると、現在日本で販売されているビー玉よりも軽く、なんとなく脆い感じを受けます。ちなみに左のビー玉は、その脆さのせいか打ち傷が無数にあって濁って見えます。上下にガラスをねじ切った跡もありますが、これはひとつひとつを手作りした証。なので形はどことなく歪ですが、それもまた一興です。

 さて、およそ100年前に作られたこのビー玉、当時の最新技術を駆使しているため、子どものおもちゃといってもそこそこお高かったようです。また、これに穴を開けてビーズにしたものは、その希少性から現在でも宝石顔負けの値段で取り引きされています。(いつかきっと、と思っているのですが、なかなか手が出せません)

 ちなみにビー玉というのは日本独特の呼び方で、英語圏ではマーブル。これはドイツで作られたビー玉なので、ジャーマンマーブルという呼び名で定着しています。ですが、私がネットで入手したものは、「アンティークのドイツのビー玉」みたいな名前でした。その独特の模様から、「あ、これラウシャのだ」とわかったのですが、ジャーマンマーブルで検索していたらおそらく出会えなかったと思います。ネットでほしい情報に辿り着くのは難しいですね……。

 

 さて、せっかく手に入れたジャーマンマーブル、どう飾ろうかと悩みました。お猪口を逆さにして糸尻に乗せるのもアリかな? なんて妄想したりもしたのですが、最終的にはこんな感じに。

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  同じくドイツで作られた木製のおもちゃ、ころころかめさんに乗せてみました。愛らしさと癒し効果がそれぞれ倍になったような気がしますが、いかがでしょうか。手に入れたアンティークをどう飾るのか、頭を捻るのも楽しいものですね。